クライアントの要望をヒアリングしたり、ほかのメンバーと意思疎通をとったりするためにエンジニアの仕事を続けるにはコミュニケーション能力は必須といえます。中にはコミュニケーションスキルに自信がないという人もいるでしょう。その場合、まず具体的にどんな能力が求められるのかについて把握する必要があります。
エンジニアにとって必要なコミュニケーションスキルはまずクライアントが何を求めているか聞きだすヒアリング力です。またヒアリングをしたうえで今度はこちらがシステムの提案をします。その提案を先方に納得してもらうためには交渉力も必要です。説明するにあたって、専門用語を多用すると先方にITに精通していなかった場合理解できません。そこで平易な言葉に置き換えて相手に説明する表現力も求められます。ではこれらのコミュニケーション能力を向上させるために、普段何を心がければいいのでしょうか?
まず意識してほしいのが、報連相です。報告・連絡・相談の3つを意識してください。エンジニア含め、ほかの人と協力して仕事をする場合には欠かせません。話をする際には報連相を常に意識しましょう。コミュニケーションの基本の「き」といっても過言ではありません。
また聞く力を身に着けることもエンジニアとして活躍するためには欠かせません。この時、相手の話を聞きながら何を考えているのか、言葉から真意を理解する姿勢を常に意識しましょう。もしかすると相手の話を聞いてもわからないこともあるかもしれません。その場合にはわからないことをそのままにするのではなく、質問して確認をとるように心がけてください。